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284件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

2021-03-17 第204回国会 衆議院 法務委員会 第4号

平成八年にらい予防法が廃止されて、特に国家賠償訴訟判決が出て以降、全国療養所から多くの方が退所をされました。しかし、残念ながら、退所された方の多くは、まだ差別偏見が残っているということで、ふるさとに帰ることができず、都会の雑踏みたいな中で身を隠して暮らさざるを得なかったということがあります。  

宮崎政久

2021-02-03 第204回国会 参議院 内閣委員会、厚生労働委員会連合審査会 第1号

感染症法は、らい予防法がハンセン病患者への差別偏見を生んだ反省から、患者人権を尊重し、良質かつ適切な医療の提供を確保することを規定をしております。罰則導入はこの立法趣旨に反するものではないか。強制入院強制隔離というハンセン病患者さんの声を聞くべきではないかと思います。  

福島みずほ

2019-11-14 第200回国会 参議院 厚生労働委員会 第3号

一九九六年、差別偏見の温床となっておりましたらい予防法が廃止をされる、隔離主義、この歴史がようやく終わりまして、国会ではらい予防法廃止に関する法律、これ制定と。この附帯決議で、一般市民に対して、また学校教育の中でハンセン病の正しい知識の普及啓発に努め、ハンセン病に対する差別偏見解消について更に一層の努力をすることというふうに付しているんですね。

倉林明子

2019-11-08 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号

昭和三十五年以降、平成十三年末まで、ハンセン病患者家族に対する偏見差別を除去する作為義務を負っており、その義務違反があったこと、二点目として、法務大臣及び文部科学大臣は、平成八年以降、平成十三年末まで、ハンセン病患者家族に対する偏見差別を除去するための人権啓発活動教育等を実施するための相当の措置を行う義務を負っており、その義務違反があったこと、三点目として、国会議員には、昭和四十年以降、平成八年まで、らい予防

宮嵜雅則

2019-11-08 第200回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号

第一に、本法律案に特に前文を設け、らい予防法を中心とする国の隔離政策により、ハンセン病患者のみならず、元患者家族等も、偏見差別の中で、ハンセン病患者との間で望んでいた家族関係の形成が困難になる等長年にわたり多大の苦痛苦難を強いられてきたにもかかわらず、その問題の重大性認識されず、国会及び政府においてこれに対する取組がなされてこなかったことについて、国会及び政府は、その悲惨な事実を悔悟と反省

盛山正仁

2019-05-08 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

それを丹念に本当に拾い上げていく行政の、当たり前だけれども努力がなければ、先ほど申しましたらい予防法だってそれから優生保護法だって、ある意味、行政が少ないものはもっとやれとか踏み込んでやってきたわけですね。それとある意味同様に、きちんと全体像が把握されるために、この法律ができて以降加わった調査、何かありますか。

阿部知子

2019-05-08 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

さて、皆様のお手元には、同様に、戦後間もなく新憲法のもとでつくられた、人権じゅうりんの著しい法律としてのらい予防法、これも同じ平成八年に廃止をされましたが、廃止の二年後、一九九八年七月に、熊本地裁らい予防法違憲国家賠償請求訴訟が提訴されまして、翌年には東京、岡山でも提訴が続き、二〇〇一年五月に熊本地裁原告が勝訴したことをもって、時の小泉総理控訴を断念されるという英断を下されました。  

阿部知子

2019-05-08 第198回国会 衆議院 厚生労働委員会 第15号

○根本国務大臣 らい予防法については、今委員から御紹介がありましたが、これは、内閣総理大臣談話に基づいて設置された患者との協議の場であるハンセン病問題対策協議会での議論を受けて検証会議が開催されて、そして検証会議厚生労働省健康局長日弁連法務研究財団に委託して実施されたという経緯があります。  

根本匠

2017-03-24 第193回国会 衆議院 厚生労働委員会 第8号

二〇〇一年、ハンセン病問題について、我が国では、かつては合法であったけれども、ここに、らい予防法の非人道性に対する反省がなされたじゃないですか。そして、不遡及原則を超えて対応したじゃないですか。ハンセン病患者方々に対する中絶手術不妊手術を含めて、私たちは猛省したからこそ不遡及原則を超えて対応したんです。  先ほど議員立法だからというふうな、私は言い逃れだというふうに思います。

郡和子

2017-02-23 第193回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

塩崎国務大臣 国は、長年にわたるハンセン病隔離施策らい予防法によってハンセン病政策被害者に多大な苦痛苦難を与えてきたことについて真摯に反省をして、衷心より謝罪する立場にあるというふうに思っています。被害を受けた元患者方々が良好かつ平穏な生活を営めるように、国としてこれからも適切な対策を講じていく必要があるというふうに思っております。  

塩崎恭久

2016-03-23 第190回国会 参議院 厚生労働委員会 第8号

これは、らい予防法が廃止された九六年四月以来、今月末で除斥期間二十年が迫っているという下で提訴されたものです。  私は、九十年に及ぶ強制隔離被害をこの二十年という除斥期間で打ち切ろうとする、打ち切るということ自体が不当だと思いますけれども、いずれにしても、強制隔離政策によって不当な差別偏見を受けてきた方々完全救済が今求められているわけです。

仁比聡平

2016-02-25 第190回国会 衆議院 予算委員会第一分科会 第1号

ハンセン病裁判は、社会一般的には、らい予防法違憲国家賠償訴訟と呼ばれておりますけれども、ここでは、質問の便宜上、ハンセン病裁判と呼ばせていただきます。  このハンセン病裁判を、改めてその概要について確認をさせていただきますが、一言で申し上げれば、ハンセン病に罹患した患者感染のおそれがあるとして隔離することを認めたらい予防法が憲法に違反するとして熊本地方裁判所に提起をされた国家賠償訴訟です。

吉田宣弘

2013-06-05 第183回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号

国によるハンセン病隔離政策でありますとか、さらには、らい予防法等々によって、ハンセン病患者方々被害者方々ですね、被害者方々に対して、大変な偏見差別、これはもう筆舌に尽くせぬ苦難苦痛、そういうものを与えてきたわけでございます。これに対しては、本当に国は真摯に反省をしておるわけでありますし、これからも反省をしなければならない、このように思っております。  

田村憲久

2013-05-30 第183回国会 衆議院 総務委員会 第9号

感染性も低い、戦後はプロミンによって完治をする、こういう病だったにもかかわらず、らい予防法という国の法律によって強制隔離政策がずっととられてきた。このもとで、元患者皆さん人権侵害をされ、また社会復帰の道が断たれ、生活再建の道も閉ざされる、こういったことが行われてきたわけであります。  

塩川鉄也

2013-05-30 第183回国会 衆議院 総務委員会 第9号

要するに、ハンセン病感染の危険を冒して勤務しているという誤った認識が蔓延していたわけですが、人権じゅうりんも甚だしいらい予防法も平成八年四月に廃止になりました。過去の法制度、医学的なハンセン病に対する認識が全て大間違いだったことがようやく宣言されたものの、なお一層の偏見差別をなくし、そして最後の一人に至るまで保護をすることは、国と国民一人一人の責務だと痛感します。  

上西小百合

2013-04-15 第183回国会 衆議院 予算委員会第五分科会 第2号

ただ、日本では、以前から療養施設はありましたが、感染を恐れた誤った認識から、一九五三年、人権侵害も甚だしい希代の悪法、らい予防法が制定され、発病すると強制的に療養所に隔離して、親子のきずなも断ち切らせ、男女とも子孫ができぬよう手術を受けさせるなどさせ、そのとき強引に療養所に隔離された元患者皆さんが、今でも約二千名ほど、全国の十三の国立療養所生活されています。  

上西小百合

2012-08-01 第180回国会 衆議院 厚生労働委員会 第17号

しかし、二〇〇一年、らい予防法違憲訴訟で、地裁判決後、国が控訴を断念し、国と原告団協議の中で、最後の一人まで国が責任を持つこと、社会で暮らすのと遜色のない生活医療を保障すると約束をされたはずです。現在、入所者全国で二千百三十四名、平均年齢八十二・一歳、七十歳以上が九四%、八十歳以上が六六%を占め、年間百五十人前後が亡くなっております。  政府のこの二つの約束は今も変わりませんか。

高橋千鶴子

2010-05-25 第174回国会 参議院 厚生労働委員会 第20号

また、平成二十一年から、六月二十二日をらい予防法による被害者名誉回復及び追悼の日とし、厚生労働省主催による追悼、慰霊と名誉回復の行事を実施しております。そしてまた、入所者地域交流を行うための施設を利用して、歴史的資料展示等を行い、ハンセン病歴史を伝えているハンセン病療養所もあるというふうに承知しております。  

足立信也

2009-07-09 第171回国会 衆議院 本会議 第45号

国立ハンセン病療養所における療養体制の充実に関する決議案   ハンセン病患者は、「らい予防法」を中心とする国の隔離政策により、偏見差別の中で多大の苦痛苦難を強いられてきた。   国立ハンセン病療養所入所者については、視覚障害などのハンセン病後遺障害に加えて、その高齢化に伴い、認知症、四肢の障害等を有する者が増加している。   

津島雄二